天使のパン
「喜ぶ顔が見たいから、僕は作っているんです」
北鎌倉にある「天使のパン・ケーキGateau d'ange」
http://www.gateaudange.com/
ご主人の多以良泉己さんは元競輪選手。
ある日のレースのゴール目前で他選手の落車に巻き込まれ、
おでこからバンクに激しく叩き付けられて、脳、頸髄を損傷し
高次脳機能障害、左脚感覚麻痺を抱えてしまう。
この彼がリハビリを兼ねてこね始めた1つのパンやケーキ
から輪が広がっていく...。
この話は数多くのテレビ番組でも取り上げられているので
ご存知の方も多いと思います。
奥様の宇佐美総子さんは私の先輩で、今年の夏、地元に
帰って来た時に会ってこの話を聞いて正直驚いた。
そして感動した...。
多くを語るより、この二人の話、じっくりと読んでみてください。
http://www.gateaudange.com/?mode=f2
本も出ています→コチラ
彼が心を込めて一日に作れるのはごくわずかな量。
今では注文したパンが手元に届くまで5年半待ち。
「僕は食べた人にしあわせになってもらいたいです」
パンを一斤頼んだだけのに、なんだか優しい気持ちになっている。
そのパンが届くのを楽しみにしている。
2010年9月30日 15:47ノ雑記
最初の頁へ戻る