メッセージ
昨年の年末、忘年会のあと、最寄の大和駅前にござを敷き
夢中で何かを書いている青年がいた。
彼の名は「路上詩人 ちゃんぷ」というらしい。
酒を飲み、寒さも心地よかったので覗いてみると
「あなたの目を見てメッセージ書きます」という看板。
しかも
「値段はあなたが決めて下さい」
うーんこれは気になる。
酒の力もあり(笑)即お願いする事に。
風呂のイスのようなものに座り、じーっと目を見る。
・・・
・・・
・・・
長く感じたけどたぶん一分くらい。
そして彼は筆を持ち、おもむろにメッセージを書き始め...
スプレーで色付けをして四葉のクローバーを書き...
スタンプを押して...
「できました」
書きあがったメッセージがこれ!
↓ ↓ ↓
「必ずたどりつく その強さ
なんの為に それをやるか
うしなわないから輝は 増してゆく」
もちろんメッセージは一人一人異なり自分の心に衝撃が走る。
この暗い時代、誰もが自分を見失い戸惑い立ちすくむ。
そんな時代に客の目を見て感じ取ったメッセージを書く。
「人に勇気を与えてくれる素晴らしい仕事だ!」
そう感動し、数枚の千円札を渡した。
2011年1月21日 15:11ノ雑記
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